一人暮らしでも電気代の削減はできる さっそく新電力に乗り換えよう

節約する
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一人暮らしの電力会社はどのように選べばいいのでしょうか。

今回は電力会社の乗り換えについて書いていきます。

今回は東京電力エリアに住んでいる単身者が、東京電力の「従量灯B」というプランから変更することを前提にしています。

また各種ポイントやキャンペーン、他のサービスとのセット割等は考慮していません。
さらに通常は、本記事内で言及している電気料金に加え、再エネ賦課金、燃料費調整額が別途必要になります。

電力会社を見直そう

使用量が少ない単身世帯でも電気代が安くなる

電力自由化が始まって電力会社を選ぶことが出来るようになりました。
でも、使用量の少ない単身世帯は料金はほとんど変わらない、と思っていませんか?

実はそんなことないんです。

単身者でも契約アンペア値や使用電力量に合わせたプランを提供している電力会社を選ぶ事で、電気料金は安くなっちゃいます。

なお、電力会社の料金プランの多くは、下記の2パターンがほとんどです。

タイプA:基本料金+従量料金
タイプB:従量料金のみ(基本料金0円)

東京電力エリアの場合、多くの一般家庭は東京電力の「従量灯B」というタイプAのプランを契約していることが多いです。

それぞれのタイプ別に最も安いプランを提供している会社を見ていきましょう。

電灯

CDエナジーダイレクトの「ベーシックでんきB」

CDエナジーダイレクトはあまり耳なじみのない会社ですが、中部電力と大阪ガスが作った会社だそうです。

株式会社CDエナジーダイレクトは、2018年4月、中部電力株式会社と大阪ガス株式会社の合弁会社として、首都圏のお客さまに電力・ガスの販売をはじめ暮らしやビジネスに役立つ新たなサービスをご提供することを目的に創業いたしました。

中部電力と大阪ガスがそれぞれ長年の電気事業・ガス事業で培ってきた経営資源、事業ノウハウを融合することで、安価で安定的な電力・ガスの販売をはじめとし、ご家庭のお客さまには『電力やガスの最適利用による快適で便利な暮らし』をご提供することを目指してまいります。

引用元:CDエナジーダイレクトHP
URL: https://www.cdedirect.co.jp/

このCDエナジーダイレクトが提供しているのが、東京電力の「従量灯B」プランをターゲットとし、同じタイプAの形態をとりながらより安価な基本料金と従量料金を設定した「ベーシックでんきB」というプランです。

「ベーシックでんきB」プランは基本料金と従量料金の両方が 「従量灯B」プランよりも安くなっていますので、アンペア契約数や電気使用量に関わらず確実に電気料金が下がります。

ただし、その差はよほど電気を使う月でもない限り、月あたり数十円~100円未満です。
ちょっと物足りない気もしないではないですが、確実に安くなるのはありがたいですね。

あしたでんき「標準プラン」

Bタイプの中では あしたでんきの「標準プラン」が安いです。

ただし、こちらのタイプは契約アンペア値が20A以下の場合、電力使用量によっては「従量灯B」の方が安くなることも。
具体的には、月間の電気使用量が90kWh付近まではあしたでんきの方が安いですが、それを超えると東京電力の「従量灯B」の方が安くなってしまいます。

しかし、基本料金が0円という特性上、帰省や出張などで家を空けることが多く、極端に使用量が少ない月が複数あるような場合は総合的に見てあしたでんきが安くなると思います。

あしたでんきはTRENDE株式会社(東京電力ホールディングスの関係会社で出光昭和シェルも出資している)が行っている電力小売りサービスです。
経営体力はありそうですね。

CDエナジーダイレクトとあしたでんきはどちらが安いの?

これは正直ケースバイケースで何とも言えません。
契約アンペア値と電気使用量を鑑みて検討して下さい。

簡単に傾向だけ書いておくと、

(1)CDエナジーダイレクト(契約アンペア値が20A)とあしたでんきの比較
→85kWh付近まではあしたでんき、それ以上はCDエナジーダイレクトが安い。

(2)CDエナジーダイレクト(契約アンペア値が30A)とあしたでんきの比較
月に200kWh以上使うようなことがない限りあしたでんきが安い。

となります。

比較結果は契約者の事情によりそれぞれ異なります。
また私自身の単純な計算ミスや料金・システムの変更も考えられます。
必ず各電力会社のHP等で最新情報を確認するか、直接電力会社に問い合わせし、確認するようにして下さい。

独断と偏見による結論

(1)使用電力量が少なく、出張族の社会人又は帰省で家にいない期間が多い学生
   →あしたでんき

(2)現在の契約アンペア値が30A
   →あしたでんき

(3)現在の契約アンペア値が20A以下
   →CDエナジーダイレクトもしくはあしたでんき

(4)クレジットカードを持っていない
   →CDエナジーダイレクト
   ※CDエナジーダイレクトは口座引き落としが選択できます。

(番外編)
下記の2社はタイプBの基本料金が0円のプランを提供しており、あしたでんきよりも従量料金が若干高いですが、人によっては検討の価値があります。

再生可能エネルギー由来の電力が多くて安い会社は?
→再エネ由来の電力を積極的に取り入れているLooopでんきをご検討下さい。

②基本料0円のプランがいいけどクレジットカードを持っていない。
親指でんきなら基本料0円のプランが選べて口座引き落としに対応しています。

   

まとめ

如何だったでしょうか。
使用量が少ない単身者で電力会社を乗り換えることで、電気代を削減できます。
手続きもインターネットでできますので、試してみて下さい。

ではまた。

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