SOLVEのオーダーシャツには超ノンアイロンという形態安定加工が施されている生地があります。
一口に「形態安定加工」と言ってもその強度や具合は様々であり、多少シワになりにくい程度でありアイロンがけが必要な程度のものも多く存在します。
しかし、「超ノンアイロン」と名付けられたこの形態安定加工はノンアイロン（アイロンが要らない）を超えるノンアイロンという非常に強気なネーミングです。
果たして名は体を表すのかどうか、実際の洗濯・乾燥後の状態を確認してみました。
１．結論：ノンアイロンでOK
結論から言うと、「超ノンアイロン」という表現に偽りナシです。
これならアイロンがけは必要ありません。
実際に洗濯・乾燥（自然乾燥）後の写真を見ていきましょう。
写真の通り全体的にシワがありません。
このシャツを着用して「アイロンがけしてない」と判断されることはまず無いでしょう。
裾回りもシワは出てませんね。
袖もキレイです。
一方で、形態安定加工が施されていない綿100％のシャツはというと・・・
このようにシワだらけになります。
違いは一目瞭然ですね。
裾回りは特にシワが多く入ってしまっています。
袖もシワだらけですね。
同じ綿100％のシャツとは思えないくらいの差がある事がわかってもらえたかと思います。
２．耐久性は要検証
今回の画像は1回目の洗濯後の様子となります。
この後、5回・10回と洗濯していくとまた結果は違ってくるかも知れません。
どのくらい形態安定加工が持続するのかも気になる所です。
また触感はかなりパリッとしており綿100％の手触りというよりは化繊の手触りに近い気がします。
その辺りも好みが分かれる部分ではありますね。
１クラス値段が上の100番手生地だとまた違うのかも知れませんが。
余談ですが、比較対象で挙げたこちらの形態安定加工なしのシャツ。
普通にスチームアイロンをかけただけではシワを取り切れません。
霧吹きで湿らせながらアイロンがけしてギリギリ及第点といった感じです。
私自身は十分と感じますが、人によってはまだシワが気になる仕上りかと思いますので、その場合は洗濯のりを使うかクリーニングに出す必要があるかと思います。
綿100％のシャツを購入する際は（特に形態安定加工が施されていない製品）十分注意して下さい。
まとめ
如何だったでしょうか。
超ノンアイロンシャツはその名に恥じぬ形態安定加工振りでした。
お値段も5,478円(税込み)からオーダーできるので、コスパも抜群だと思います。
出張に持って行っても良いと思いますね。
今度また追加注文してみたいと思います。
ではまた。
