e-Taxでの確定申告は初心者でも簡単 各種控除証明書の提出も省略可能なのが有難い

確定申告レビュー・体験談
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先日、初めての確定申告をe-Taxにて行いました。

私のケースでは紙の書類の提出が省略できた事もあって、思ったよりも簡単に完了できました。
(ただし、書類は5年間保管が必要です!)

という事で、e-Taxを利用した確定申告についてまとめたいと思います。

1.前提と属性情報

今回の私のケースでは下記の状況で確定申告を行っています。

・所得は給与所得と雑所得(FX)のみ(投資信託や株の譲渡・配当利益は無し)
・控除関係は社会保険料控除、ふるさと納税、個人型確定拠出年金(企業型ではありません)
・独身、賃貸住まいなので扶養控除や住宅ローン控除等は無し
・デバイスはPC(OS:Windows10)を利用
・マイナンバーカードとカードリーダーを使用
・ブログ関係の収益は無し(開設が年明けなので・・・)

そんなに複雑では無く、簡単なケースですね。

2.e-Taxのメリット

(1)税務署に足を運ぶ必要が無い

税務署の行列は確定申告時期の風物詩ですよね。

でも、e-Taxを使えば税務署に行く必要が無いんです。

交通費もかかりませんし、行列に並ぶ必要もありません。

また、税務署の営業時間からも解放されます。
e-Taxは基本的に確定申告期間の24時間いつでも(メンテナンス中を除く)自分の好きな時に確定申告を行う事が可能です。

インターネット環境さえあれば自宅以外でも申告手続きできますし、データを保存することが出来るので何回かに分けて作業を進める事もできます。

(2)提出書類の省略が可能

e-Taxを利用すると控除証明書類の提出を省略できます。

ただし、その記載内容の入力が必要です。

また、提出は省略できても書類は5年間保存する必要があります。
※5年の間に税務署から求められた場合はこれらの書類を提示しなければなりません!
(参考:e-Tax よくある質問「…第三者作成書類の添付省略の制度について教えてください。

もっとも内容を入力する必要があるので、手元にその書類が必要ではあるのですが・・・
後から郵送したりする必要はありません。

なお、今回から源泉徴収票の提出も不要となっています。
※源泉徴収法は保存義務無し。
(参考:国税庁HP「国税関係手続が簡素化されました」)

3.e-Taxのデメリット

(1)マイナンバーカードとカードリーダーが必要

マイナンバーカードとカードリーダーが必要です。

無い場合は、
①事前に税務署に出向き本人確認の上、IDとパスワードを発行する
もしくは、
②申告書をe-Taxで入力後プリンターで出力し、税務署に郵送する
という方法もあります。

カードリーダー

(2)税務署員に相談できない

複雑な税金の計算が必要になるようなケースの場合、どうしても税務署の方に相談しないと分からないケースがあります。

そういった場合はe-Taxを利用するのではなく、直接税務署に出向いた方が確実です。

(3)PCやブラウザソフトよっては使用できない

残念ながらMacでは使用できません。Windowsのみです。

Windows7の対応も終了していますので、対応OSはWindows8.1とWindows10のみとなっています。

マイナンバーカードとカードリーダー使用の場合、対応ブラウザがMicrosoft Internet Explorer 11とMicrosoft Edgeのみなのも人によっては地味にメンドクサイですね。

ID・パスワード方式((1)の①)と入力後にプリンターで出力・郵送方式((1)の②)の場合はGoogle ChromeとFirefoxにも対応しているようです。

(4)PC上でのアプリケーションインストール等の事前準備が必要

事前にMicrosoft Storeから専用のEdge機能拡張をダウンロードする必要があります。

普通にPCを使用できる方であれば特に問題ありません。

ダウンロードしてインストーラーを起動しインストールするだけです。

また、マイナンバーカード利用の場合は電子証明書発行の手続きを終えている必要があります。

マイナンバーカードを作る際にパスワードを何種類か設定した記憶がありませんか?

パスワードを設定した記憶があれば大丈夫です。

電子証明書発行手続きは終わっています。

まとめ

初めての確定申告でしたが、初心者でも簡単にe-Taxを利用して終えることが出来ました。

申告する内容が複雑で無かった事ももちろんありますが、思ったよりも短時間で片付いたのは良かったです。

多少事前準備が必要ではありますが、家で完結するのはやはりありがたいです。


ではまた。

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