先日、ラジオを聞いていた際に大変興味深い話があったので、今回はそれについて考察したいと思います。
※あくまで個人の見解です!
リスナーからの相談内容
その時、寄せられたリスナーからの相談の要旨は下記の通りです。
・相談者は既婚者の女性
・家族構成は夫婦と未就学児の3人
・週末にたまに夫が料理を作ってくれるものの、困っている
・例えばカレーを夫が作った場合以下が問題。
1)材料が余る
スパイス等はちょうどいい量で販売されておらず半端に残る
2)子供に食べさせられない
辛さや素材に食べさせられないものが入っていたりする
3)時間がかかる(いつまでたってもできない)
半日ぐらい料理することもザラ
4)感謝して欲しそうな態度が見え見え
作ってくれる事自体はうれしいものの、面倒ごとが増えるだけ。
・本人に直接ハッキリ言って機嫌を損ねるのも嫌なので、上手く止めてもらう方法はないか。
何故このようなミスマッチが発生するのか
残念ながら、番組を聞いている限りでは、ラジオDJもゲストも”これは!”というアドバイスを提案できなかったようです。
一方で「同じような事が自分の家でも起こっています」というメッセージがいくつも来ていたみたいですね。
実際よくありそうな話ですよね。
及ばずながら私も、何故このようなミスマッチが発生するのか、私なりに考えてみました。
(1)そもそも男は何を考えているのか
このリスナーの夫が何を考えているのか勝手に想像すると、以下のような感じです。
・たまには料理をして妻に楽をさせたい
・自分が料理をすれば妻が喜んでくれるだろう
・せっかく作るんだから本格的にやろう
・多少時間がかかっても良いから、手間暇かけたものを食べてもらおう
多分、こんな感じです。
まあ、始めの二つは良いですよね。
「たまにじゃ無くてもっと頻繁に(毎日でも)やれよ!」
という正論はさておき、問題なのは後半の二つです。
ここが恐らく相談者の希望と一致してないんだと思います。
ラジオを聞いている限りだと、
・手が込んでなくても構わないから簡潔に済ませたい
・普段使わない食材は使い切れないので、通常使う食材で作って欲しい
・子供も食べれるものにして欲しい
というのが相談者の希望のようでしたので。
(2)手間暇かけて本格的に作ろうとするのは何故か
これは、料理を“毎日こなすタスク”と考えているか“手間暇かける趣味”と捉えるかの違いじゃないかと思います。
通常主婦(もしくは主夫)は前者の“毎日こなすタスク”と捉えますよね。
同じ結果を生むのであれば、極力時間をかけずに、より簡単な方法を採ろうとします。
もちろん必要な手間は受け入れます。
子供が食べられるかどうか、というのは外せない条件ですよね。
しかし、週末にたまにしか料理しない男は後者の“手間暇かける趣味”のようなアプローチで料理をしているハズです。
趣味に手間暇かける人はいっぱいいますよね?
対象は人それぞれで、車だったり登山だったり、それこそ料理だったり。
なので、無駄にスパイスからカレーを作り始める事になる(笑)
本心では料理をしたくないけども、少しでも楽しくやるために”手間暇かける趣味”として捉えたい、なんてこともあるのかもしれません。
(3)男だからなのか
私が思うに「男だから必ずこうなる」という訳ではないと思うんです。
そもそも、自炊を普段からしているのであれば自然と”毎日こなすタスク”として考えるようになります。
たとえ男でも。
それに、今回問題になった相談者の夫だって、料理でなければ”毎日こなすタスク”として捉えている物は多いハズです。
それこそ仕事の事務処理なんかはエクセル使って計算しやすくしていると思う。
よっぽど仕事のできない人でない限りは・・・
それに主婦(主婦)だったとしても限りなく “手間暇かける趣味” に近いアプローチで料理する時も無いとは言えないですよね。
何かのイベント事がある時とか、来客がある時とか。
なので”男だから”という訳ではないと思います。
(4)結果、夫はドヤ顔を決め、それを見た妻はウンザリする
まとめるとこうなります。
夫と妻で料理に対する捉え方が全く違うから、ミスマッチが起こる。
夫は “手間暇かける趣味” のつもりで料理をし、それを妻が喜んでくれると誤解している。
→妻が”毎日こなすタスク”の料理を望んでいるとは思っていない。
どうすればいいのか
これは何とも言えません(笑)
夫婦のあり方も人それぞれでしょうから・・・
無責任ですみません。
まあでもいきなり理想通りにはできないので、ある程度妥協しつつ忍耐強く、軌道修正を少しずつ図っていくのが良いんじゃないでしょうか。
率直に全部伝えても良いと思うんですけど、きっとそうはできないから困ってるんですもんね。
なので、一度に全部指摘するんじゃなくて、10直して欲しい場合は1ずつ10回に分けて少しずつ伝えてくのが良いんじゃないでしょうか。
まとめ
如何だったでしょうか。
よく聞く類の話ではありますが、それだけに難しい問題ですよね。
独身の私が何言ってんだ、って話ではありますが。
ではまた。